サーキットトレーニングがダイエットにいいという話

サーキットトレーニングがダイエットにいいという話があります。この話は実際のところどうなのでしょうか。確かに、サーキットトレーニングは、有酸素運動と無酸素運動の両方を行うことができますし、筋肉を鍛える効果も期待できます。しかし、ただ漫然とやれば良いというわけではありません。効果的なサーキットトレーニングを行うための知識を身につけることが必要です。

 

サーキットトレーニングとは?

 

サーキットトレーニングとは、いくつかの種目を同時に行う運動のことを言います。たとえば、スクワットや腹筋などの筋力系の種目で腕立て伏せやランニングなどを行います。また、ダッシュやステップといった短距離走の要素を含む種目を組み合わせながら行います。こう聞くと何だか難しそうに思えるかもしれませんが、実はそんなことはありません。例えば、スクワットならスクワットだけ、腹筋なら腹筋だけのメニューで十分効果が出ます。

 

サーキットトレーニングはなぜ効果的?

 

サーキットトレーニングには、有酸素運動だけでなく無酸素運動の効果もあると言われています。これは、サーキットトレーニングを行うことで体内の糖質を消費するためです。つまり、脂肪を減らすことができるのです。しかし、無酸素運動は筋肉を増やす効果がある反面、体重の増加につながる恐れがあります。そこで、サーキットトレーニングでは、有酸素運動の割合を多くするように心掛けましょう。

 

サーキットトレーニングの方法とは?

 

サーキットトレーニングを行う際の基本となるのがインターバル法です。インターバル法は、短時間の間にできるだけ多くの種類の運動を行うことを言います。たとえば、10秒程度の休憩を挟みながら、様々な種目を行ったりします。この方法だと、体を動かす時間が長くなるため、全身の代謝が高まります。そして、消費カロリーが増えるため、痩せやすい体質になるのです。なお、インターバル法を効果的にするコツとしては、種目間の休息時間を短くすることです。インターバル法では、その種目によって適切な時間が変わってきますが、すべての種目で同じ時間に休んでしまうと、一休みしただけですぐに次の種目を始めてしまいます。そうなると、せっかく行った運動も無駄になってしまいかねません。インターバル法を行う場合は、全ての種目において、他の種目に比べて短い時間で切り上げるようにするとよいでしょう。

 

サーキットトレーニングで痩せるために大切なこと!

 

サーキットトレーニングは基本的にどの種目を行っても良いとされています。ただし、自分の苦手とする種目ばかり行うのではなく、得意としている種目も行うことが大切です。なぜなら、人間には向き不向きがあるからです。たとえば、100メートル走が得意だけれども、幅跳びができないという人がいるかもしれません。もし、そうだとしたら、苦手な種目ばかり行っていても意味がありませんよね。それよりも、得意なものを中心に行った方が効率よく体を鍛えることができるのです。

 

このように、自分が最も力を発揮できる種目から始めていくようにしましょう。そうすれば、長く続けることができ、結果にも結びつきやすくなります。また、どうしても1つの種目しかできないという人でも心配する必要はありません。そういう人は、自分に合う種目を数種類見つけ出してみましょう。きっと、楽しい時間を過ごすことができますよ。

 

サーキットトレーニングをやるためには筋トレが必須!?

 

皆さんの中には、サーキットトレーニングをやってみたいけど、なかなか重い腰が上がらない方も多いのではないでしょうか。今回は、そんな方にぜひお勧めしたいのが、マシンを使ったサーキットトレーニングなのです。ここでは、そもそもどうしてマシンを使うのかという点についてご説明させていただきます。
まず最初に言っておかなければならないことは、サーキットトレーニングは単なる体力づくりのためのものではないということです。確かに、サーキットトレーニングをすると基礎的な体力を向上させることはできるのですが、それだけでは不十分です。というのも、サーキットトレーニングの目的はあくまで筋力アップだからです。そのため、サーキットトレーニングをする際は、ただ闇雲に回数をこなしたりするのではなく、目的意識を持って取り組む必要があるのです。
それでは、どのような目的でサーキットトレーニングをすれば良いのでしょうか。それは、大きく分けて2つあります。ひとつは、スポーツ競技に必要な瞬発力や持久力といった要素を高めたいという場合です。もうひとつは、ボディメイクをしたいという場合です。どちらの場合でも、単にハードなトレーニングをすればいいというわけではないので注意が必要です。もちろん、両方を兼ね備えたプログラムもありますが、初心者の方はいきなり難しいメニューに挑戦するよりも、まずは簡単なものから徐々にレベルアップしていくことをオススメします。

 

サーキットトレーニングをするにあたって必要なアイテムとは?

 

さて、いよいよサーキットトレーニングを始めるわけですが、その前に必要となる道具をチェックしておきましょう。サーキットトレーニングでは、様々な器具を使用しますが、その中でも特に重要なのが、バーベル・ダンベル・アンクルウェイト・パワーラックになります。これらのうち、もっとも重要になるのはやはりウエイト類でしょう。なぜなら、実際に使う重量を変えることによって、負荷を変えられるからです。つまり、軽いものから始めることで、体が慣れるまでゆっくりとトレーニングができるというメリットが生まれます。

 

続いて、次に重要なのがアンクルウェイトです。アンクルウェイトはその名の通り、足の裏につける重りのことです。これがあるとないとでは、大きな違いがあります。具体的には、足の甲にかかる負担を軽減することができて、怪我を防ぐことができるのです。さらに、ふくらはぎへの刺激も大きくなるため、疲労回復効果が高まるというおまけつきです。最後に、パワーラックですが、これは簡単に言えばベンチプレス台のようなものです。ジムによっては、この上に鉄製のプレートを置いただけのものもあるようですが、一般的には床から高さのあるタイプのものがほとんどだと思います。

 

以上のことからわかる通り、サーキットトレーニングには、それぞれ異なる役割を持ったアイテムがたくさんいることになります。これらすべてを揃えておくとなると結構な金額になってしまいますよね。そこでおすすめしたいのが、レンタルシステムを利用することです。実は、世の中には多くの施設でこのようなサービスを提供しています。その代表的なものがフィットネスクラブですね。ここには会員制のものもあれば、ビジター利用が可能なところもあり、それぞれのニーズに合わせて利用できるようになっています。ちなみに、私は個人的にスポーツクラブの会員になっているのですが、ここに行けばたいてい必要なものは揃いますし、何より安いのが特徴です。また、中には無料で使えるところもあるので、一度調べてみるといいでしょう。

 

 

サーキットトレーニングの種類と方法とは

 

サーキットトレーニングは、通常の筋トレとは違い、無酸素運動と有酸素運動を組み合わせたものです。しかし、それだけ聞くと普通の筋トレとあまり変わらないような気がしますよね。そこで、ここで具体的なサーキットトレーニングの種類と方法についてご紹介していきたいと思います。
まず最初に紹介するのはスクワットです。こちらは下半身の強化を目的として行われます。なぜならば、お尻の大臀筋や太ももの裏側にあるハムストリングスなどを強化することができるからです。スクワットは最もポピュラーな種目であると同時に、最も効果的な種目とも言われています。その理由は単純明快で、多くのアスリートたちが行っているからです。しかも、彼らは皆日常的に行なっているからこそ、結果が出やすいのでしょう。
次に紹介するのは腹筋運動です。こちらも非常に有名な種目ですよね。上体を起こすとともに体を起こしながら行う動作であるため、バランス感覚の向上にも役立ちます。また、背中や腰回りの筋肉を鍛えることもできるため、ダイエットの効果もあると言えるでしょう。なお、背筋を伸ばす際には、膝を曲げずまっすぐに伸ばした状態で行うと効果的ですよ。

 

そして最後に紹介するのは腕立て伏せです。こちらも多くのアスリートたちから支持されている種目の一つと言えますね。一般的に知られているものは、手のひらを地面に向けて両腕を真っ直ぐ伸ばし、肘を直角にして行うやり方かと思います。しかし、実は他にもいろいろなバリエーションがあるんです。たとえば、片ヒジを地面につけて行う方法もありますし、両ヒザをつけるバージョンもあります。さらには、両手を頭の上に掲げてから行うものなどがあるんですよ。いずれにせよ、腕の筋力アップだけでなく、体幹も鍛えられますから、一石二鳥といえますね。

 

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